TIPS

⑤してくれたことには「ありがとう」、できなかったことには「ごめんね」。

2015年12月31日

Q.あなたにとって仕事と子育ての両立とは何ですか?

 

A.実は、11月に娘が生まれたばかり、さらに妻の地元での里帰り出産だったため、この原稿を書いている12月13日現在、まだ一緒に暮らしての子育てが始まっていないのです。ただ、義妹夫婦にベビーグッズを借りに行ったり、バギーの下見に行ったり、妻と娘を迎える準備を進めているところではありますが。
 
なので、まだ現実的じゃないよ!とか、そんな甘くないよ!とか言われるようなことしか書けないかもしれません。ただ、

まだ白にも黒にもなれる新米パパとしては、仕事も、子育ても、ちゃんと自分のものとして納得できるようにしたいなぁ、とこの間ずっと考えており。どうしても、男って、仕事がメイン、子育てはサブになってしまう人が多いと思います。それは、男自身がそういうものだと思っているところもありますし、世の中が「そういうもの」としている部分もあると思っていて。女性ですら、パパに子育てを手伝って!という言い方になっちゃうのって、今の時代っぽくないな、って思いませんか?手伝うんじゃなくて、一緒にやろう、それが当たり前の世の中になればいいなぁと。
 
仕事をするのも、家事をするのも、家族の時間を過ごすのも、自分の楽しみを満喫するのも、何がメインで何がサブというものではないと思うんです。

生きている以上、本当はするのが当たり前のこと。

綺麗事かもしれません。でも、せっかくなら、ちょっと思い切って意識を変えていきたいんです。いきなり100点のパパになれないことだってわかってます。でも、どうせ目指すなら100点のパパを目指そうじゃないか。赤点脱出を目指す方も、70点から上を目指す方も、一緒に1点ずつ押し上げて行きましょう。

もしかしたら僕だって、実際子育てが始まったらヒイヒイ言ったりするかもしれないけれど…。イクメンなんて言葉が要らなくなるくらい、「当たり前」にやってやろうじゃないですか。(暑苦しくてスイマセン!)
 
 

Q.実践している(しようとしている)『HACKTION』は何ですか?

 

A.とはいえもちろん、子育てには奥さんにしかできないパートもいっぱいあると思います。逆に、パパにしかできないパートって、そんなに多くない。だったらパパにもママにもできるパートの子育てや、家事を、どんどん奥さんから奪ってしまおう、と思っています。我が家は結婚してから5年ほど経っているのですが、紆余曲折を経て、これまでの家事負担率はだいたい半々くらい。たとえば、妻は朝が早い仕事なので、朝家事は全て僕が担当、などなど。それ以外も、なるべくお互いが気づいたらさっとやろう、という感じで割りとうまく行っています。子育てが始まったら、どうしても妻のパートが増えるだろうなぁとは思うので、だったら夜の家事も、できるだけ引き受けよう。仕事で帰れない日が続く週は、朝の内に夕飯の準備までするとか、できることはあるはず。あとはとにかく、してもらって当然じゃなくて、してくれたことには「ありがとう」、できなかったことには「ごめんね」。これだけは、何があっても死守しようと思っています。