育児をしながら、運動もしてしまう。スウェーデンにはこれを実現しているパパが多い。
4人の子ども(17、15、10、6才)のパパであるスタッファンさんは、育児休暇を取っていた頃、ランニング用のベビーカーで散歩しながら運動をする習慣をとっていた。
ランニング用のベビーカーは自転車のタイヤと同じ構造の中空タイヤ車輪が使用されている上、車輪自体が大きく設計されており、意外なほど揺れが抑えられる。
パパが散歩やジョギングをしている間、子どもはお昼寝タイムということだ。
もともとスウェーデンは健康に関心が高く、頻繁に運動をする人が多い国である。実は、ヨーロッパで最もジムに通う人の割合が高い国とも言われているほどだ。
ジムに通う場合は、その間パパと子どもは一緒に過ごすことは出来ないが、このランニング用のベビーカーを使うことにより、パパは運動不足解消、子どもはパパと遊んでもらえていることになり、一石二鳥。
2つのことを同時にこなすことができるアイテムを取り入れてお互いの時間をうまく使っている。
スタッファン・ダールグレン
製薬会社勤務、45才。4児のパパ。
パパの勤務時間は比較的フレキシブルなため、家事や子どものお迎えなどが比較的しやすい。
ストックホルムマラソンなど様々な大会に参加している。