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DE①家族の1人1人と2人だけの時間を作る

2016年6月16日
ひとり(アイキャッチ)

家族との時間を大切に考え、工面する。

デンマークにはそんなパパが多く、スーネさんもその1人だ。

週末や休日の過ごし方について聞くと、「大体は家族全員で過ごすけれど、定期的に家族一人ひとりと過ごす時間を作るようにしている」とのこと。

スーネさんは「この間は長女と2人でスキーに行ったし、ママと2人だけの時間も大切にしている。ママもまた子どもたちそれぞれと2人だけの時間を過ごすんだ」と言う。つまり、家族それぞれが特別な時間を過ごすということだ。

子どもが増えると、なかなかパパとママだけの時間は取りにくくなる。それをスーネさんは積極的に作る。2人だけだからこそ、それぞれの子のことを知る機会が増え、結果的に子どもとの絆を深めるよい機会になっているようだ。

子どもは成長したら、自分が一緒にいたくても、友達のところに行ってしまったりする。だからこそ、子どもが小さい時に意識して一緒にいる時間を作ることにしているという。

時間の長さは関係なく、朝食の5分だけでも、家族全員で食卓を囲んで会話をしたり、一人ひとりと話す時間をつくるだけで、家族との時間をよりよくしようと考えているようだ。

 

スーネ

スーネ・リュンビュー

デンマーク生まれ、デンマーク育ち。12歳の長女と4歳、2歳の男の子の3人の子どものパパ。家族との時間を大切にしたいとそれまでの仕事を辞め、ウェブディベロッパーとして独立して会社を運営。趣味は音楽やサッカー。