北欧パパ特集 北欧パパ特集 デンマーク

子育支援制度 デンマーク

2016年6月10日

基礎情報

デンマークは北欧の中でも最も南に位置する人口568万人ほどの国。ヨーロッパ大陸と陸続きであり、最高所でも147mという、山や丘の無い国土。工芸や建築をはじめとする優れたデザインを生みだす国として有名。首都コペンハーゲンは周囲の建物同士の調和が義務付けられており、美しい街としてその名を知られている。

育児休暇

子ども一人につき夫婦で合計52週間の育児休暇取得が可能。女性は出産前の4週間、出産後の14週間(うち最初の2週間は義務)、そしてそこから追加でさらに32週間が取得可能(4+14+32 = 最大50週間)。最初の14週までの間の2週間は両親ともに取得することができ、その後の32週間は両親でどちらが取得するかを選ぶことが可能である。

週に最高3,515デンマーククローネ(1デンマーククローネ=約16円、3,515デンマーククローネ=約56,240円)が支給される。休暇取得は延期できるが、子供が9歳の誕生日を迎えるまでに消化しなければならない。

児童手当

出産後は両親の勤務状況や所得に関わらず18歳未満のすべての子どもに非課税で児童手当が3か月ごとに支給される。第一子は3か月ごとにおよそ2万2,300円、第二子以降はおよそ2万2,700円。医療費は無料。また小学校以上の公立の学校も全て無料で提供されている。

労働時間

週の労働時間は平均37時間で、ほとんどの家庭では夕方には父親が帰宅し、夕食を一緒に食べている。

参考出典