北欧パパ特集 北欧パパ特集 スウェーデン

SW②1日おきにお風呂に入れて、ゆっくり家族だんらん

2016年6月16日
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スウェーデンパパの1人、ペーテルさんは、あえて子どもを毎日ではなく、1日おきにお風呂に入れている。

スウェーデンでは大人はほとんど朝シャワー、子どもだけ夜にお風呂(またはシャワー)に入る傾向にある。

しかし、子どもをお風呂に入れるのは、自分ひとりの時と比べてなかなかに時間や手間がかかるもの。お風呂を上がってからは、仕事で疲れたパパはぐったりしてしまうこともしばしばであり、遅い時間になることもある。

そこで、限られた時間を有効に使うためにお風呂を1日おきにすることにし、お風呂に入らない日は、食後に子どもと一緒にゆったりとした「家族の時間」を確保しているという。

ペーテルさんは子どもと共にオセロゲームをしたり、簡単なケーキ作りをしたり(子どもが楽しめるように食紅を入れてカラフルにする)、マフィンとバナナを持って夜まで開いている博物館へ行ったりと、週末まで待たなくても一緒の時間を楽しんでいる。

お風呂に毎日入れることよりも、一緒に過ごす時間をつくるほうが、子どものことを多く知ることができるのだという。

 

ペーテル

 

ペーテル・ヴァストホルム

IT系コンサルタント、45才。Teo(テオ)くん4才の父。

休日、託児所付きのジムへ子どもと一緒に行くときは、 2,3離れた駅まで散歩しながらゆっくり親子の会話や街の新しい発見を楽しむ。