北欧パパ特集 北欧パパ特集 スウェーデン

SW③買物は9割以上ネットスーパーを活用する

2016年6月16日
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スウェーデンのペーテルさんは、できるだけ多くの時間を子どもと過ごしたいとの考えから、買い物のほとんどをネットスーパーで済ませている。

この国において、子どもがいる家庭は、週に1度1週間分の買い物をし、足りなくなったものだけ別の日に買い足す傾向にあった。しかし、それが帰宅ラッシュ時に重なると店が混雑し、買い物に時間がかかるという難点がある。

そこで、スウェーデンでは最近ネットでの食品及び消耗品の買い物が一般的になっている。午前中に注文することで、同日中に配達が可能である。

これまで、ペーテルさんのように子どもがいる家庭は、親は共働きのケースが多く、晩御飯は15分ぐらいで作れる簡単な料理が多かった。しかし、ネットスーパーを活用することにより、実店舗へ行かずに済み、時間を有効に使えるようになった。

その結果、手間をかけて自炊することで、健康的な料理を作ることができ、子どもに野菜の皮をむいてもらうなど、一緒に調理する時間を持つ余裕を持つことができた。

時間は作り出すもの。それを実感できる事例と言える。

 

ペーテル

ペーテル・ヴァストホルム

IT系コンサルタント、45才。Teo(テオ)くん4才の父。

休日、託児所付きのジムへ子どもと一緒に行くときは、 2,3離れた駅まで散歩しながらゆっくり親子の会話や街の新しい発見を楽しむ。