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⑯“ライフバランス”発想で行動しよう。

2016年11月28日

昨今、働き方改革が叫ばれている中、ますますワークライフバランスの議論が活発になっていますね。本質的な解決策がたくさんでてきて、より良い方向に進むことを切に願います。今日はパパハックションでも、あらためてワークライフバランスについて考えたいと思います。

そもそも、ワークライフバランスという言葉自体を吟味する必要があるのではないでしょうか?なぜ、ワーク(仕事)とライフ(生活/人生)が並列なのでしょうか?仕事は生活の一部だと思います。そう考えると、ワークライフバランスではなく“ライフバランス”という言葉の方がしっくりくるんじゃないか?と思います。
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ライフバランスの中に、仕事、自分の事(趣味、勉強など)、家族の事(家事、子育て、介護など)、地域活動、などがあるのだと思います。それぞれの人が大切な生活要素を仕事以外にも複数持っていて、その組合せのバランスに日々四苦八苦している。そうなんじゃないか?と思います。ワークは決してライフと同等の位置づけではないと思いますし、逆にライフとは切り離せない重要なものでもあると思います。よく仕事と趣味・プライベートの境目がなく良い意味で混在しているという人の話を聞くことがあります。この辺の感覚もライフという大きな傘の元に、仕事と他のものが良い感じに相乗効果を生んでいるということではないでしょうか?

ここで大切なのは、『優先順位』です。
ワークライフバランスという言葉からイメージすることは、ワーク(仕事)の優先順位がかなり高く感じます。一方、ライフバランスという言葉は、生活・人生が最優先ということになります。生活・人生を豊かにするために、“仕事”や“自分の楽しみ”や“家族との営み”や“地域活動”などがある。この一歩引いた視点や発想でバランスを再構成する。この感覚が大きな差ではないかと思います。

言葉遊びなのかもしれませんが、意外に働き方の意識改革、行動改革につながってくるのではないでしょうか?