パパハックション

パパの子育てと仕事の両立ってタイヘン。
仕事はどんどん忙しくなる、責任もどんどん大きくなる。
ママからは、ますます期待される、ますます怒られる。
でも、子供と一緒にいるとやっぱり楽しい。

そんなパパのムズムズした気持ちを少しでも吹き飛ばしたい。
ちょっとした悩みをクシャミをするみたいに吹き飛ばしたい。
そんな想いがパパハックションには込められています。

HACK+ACTIONでHACKTION(ハックション)

両立に向けた色々な実践アイディアを参考(HACK)に、
具体的な行動(ACTION)につなげていく。
それが、パパハックションの活動です。

活動レポート

港区パパとワークショップしました。

2017年6月15日

港区立男女共同参画センター『リーブラ』さんからお声がけいただいて、5月28日(日)と6月4日(日)の2回に渡り、赤点パパの“子育てと仕事の両立”行動デザインワークショップを実施させていただきました。

港区リーブラWS:今回のHACKTION

港区リーブラWS:今回のHACKTION

港区パパの平均点は? 自己評価61.4点!

ワークショップ(以下WS)の内容は別途詳細のレポートがありますので、ここではパパとしての評価についてお話したいと思います。今回のWSでは、パパとしての自己評価を100点満点で採点してもらいました。これは個々の絶対評価ですので、その点数自体を比較することが目的ではありません。子育てと仕事の両立を目指す上で、ゴールをイメージしてもらうことを目的としています。常日頃、両立、両立ってよく言われますが、では一体どんな状態が両立なのか?というゴールイメージを待たずに漠然と不安になっているのではないか?と思われるからです。

今回の参加者である港区パパの自己採点の結果、平均点は”61.4点”でした。各人自己採点を発表してもらったのですが、大切なのは点数ではなく、その点数の『理由』です。

・自分なりに結構頑張ってやっていると思うから、90点!
・赤点ゾーンにまでは入っていないと思うから、30点。。
・パパの役割は、お金を稼ぐことと家庭のことをやること。50点+25点で75点。

などなど、それぞれの両立に対する考え方、スタンスが見えてきますね。こういった考え方を共有することで、気づきがあったり、自分なりの新たな指標が見えてくると思います。私個人としても発見がありました。あらためて子育てと仕事を50点:50点と割り振り、ちゃんと働いていることですでに50点はあるんだ、と考えると大分気分が楽になりました。あたり前と言えば、あたり前なのでですが、感覚的に両立できていない不安や劣等感から少し開放された気がしたのは私だけではなかったように思います。

さらに、Day1とDay2の間で、今度はママたちの採点を聞いてきてもらいました。みなさんタイミングをかなり慎重に選んでいたようでしたがw。結果はなんと80点超。パパたちの自己評価よりもママたちの評価の方が高い結果になりました。これはこそだて家族研究所で実施した調査でも同じような傾向があり、意外にママたちは評価してくれているようです。

今後、共働きがどんどん増えていくことが予想される中、パパは仕事だけをしていても50点にも満たないという状況になってくるでしょう。あらためてパパの子育て、家事等の役割を全うしてはじめて、自他共に認める及第点を得られるのではないでしょうか?

今回WSを開催させて頂いて、本当に多くの学びがありました。
リーブラのみなさん、お声がけありがとうございました。

今後、パパハックションではこの取組みを多くのパパたちと実施できればと思っていますので、ご興味のある、自治体・企業・団体の方は是非お声がけ頂ければと思います。

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【実施レポート】
※こちらの記事は、2017年7月11日に博報堂のHPでレポートとして掲載されたものです。】

2017年5月28日(日)、6月4日(日)の2日間にわたり、東京都港区芝浦にある港区立男女共同参画センター・リーブラ内で、博報堂こそだて家族研究所 パパチーム「パパハックション」のメンバーが講師/ファシリテーターとなり、「”赤点パパ” の子育てと仕事の両立 行動デザインワークショップ」が開催されました。

港区立男女平等参画センターでは、すべての人が性別にとらわれず、自分らしく生きる参画を推進する港区の拠点施設として、意識啓発する各種講座を企画開催しており、その一環として、パパを対象した講座を実施しています。
今回、博報堂こそだて家族研究所のパパチーム「パパハックション」の“子育てと仕事の両立にむけた、アイデアを具体的な行動に繋げていく”という活動趣旨に共感頂き、これまでの座学ではなく、
パパ自ら考え、語り、行動する、そして交流のきっかけとなるワークショップ形式での講座の実現に至りました。

本講座は、港区在住/在勤の就学前のお子さんを持つパパ達を対象とし、約15人が3チームに分かれ、日々の子育てや仕事の両立についての課題や悩みをパパ同士で共有、議論し、見える化。その悩みに対して、博報堂独自の行動デザイン発想のフレームワークを生かし、すぐに行動できそうな解決策=ハックション(Hack+Action)をパパ同士で共創するグループワークを行うというものです。

<Day1>
ワークショップ初日。
まずは、初対面のパパ同士の緊張をほぐすアイスブレイク(頭の体操)から始まり、自己紹介。
どの辺りに住んでいるか、子供と行く公園の話など、同じ区内在住だからこその話が弾みます。

そしてここからが本番。まずは各グループでパパとして自分は100点満点で何点かという自己採点。
普段の自分の子育てと仕事の両立ぶりを振り返り、出来ていること、出来ていないことを思い返しながら、
自分に点数をつけてみます。まさに赤点パパもいれば、優等生パパも。
全体の点数平均は、赤点ではないものの、60点に達するかどうか。自分なりにやっているつもりだけど、
本当に出来ているか確信を持ちきれず、悩んでいることが見て取れます。

続いて、自分がイメージする「子育てと仕事が両立している理想の状態」を書き出し、明確にした上で、その理想が実現できていない現状への悩みや、実現を阻んでいる課題を抽出し、一つ一つ付箋に書き出していきます。
そして、付箋を模造紙のマトリクスにマッピングしながら、グループ内で共有します。

パパたちの悩んでいるポイント、傾向が分かりやすく見える化され、実は同じ所で悩んでいたり、確かにその悩みもあるよね、という発見/気付きに繋がり、もやもやとしていた課題がどんどん明確になっていきました。

最後には代表パパが、各グループでの悩みの傾向や議論のプロセスを発表し、Day1は終了。

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<Day2>
Day1の最後に出された宿題「ママにパパとして、100点満点で何点なのかを採点してもらう」
のグループ内共有からスタート。宿題が出された時にちょっと怯んでいたパパ達ですが、その点数の共有が始まると各グループでは、どよめきや拍手。ママの採点は、パパの自己採点を上回る高得点が続出、中には100点オーバーのパパも。ママは意外と頑張りを評価し、感謝している。と言うことが分かり、パパ達にも笑顔が溢れました。

ママの評価はOK。でも、集まったパパ達は自分なりに悩みや課題を抱えているのも事実。

ここからは、Day1で出た様々なパパの悩みを読み込み、博報堂「パパハックション」メンバーが、両立のハードルであり課題を大きく6つのテーマに整理。各グループで2つテーマを選び、博報堂ならではの「行動デザイン発想」を体験。ツール「行動デザインのツボカード」を使って、その課題を解決できそうな、具体的な行動アイデアを強制発想していきます。

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グループ内共有では、自然発生的に感嘆の声や、拍手が。ツボカードを使い、強制的に発想していくことで、1人では中々思いつかない視点の行動アイデアが多く生まれたようです。

そして2日に渡るワークショップのフィナーレは、各グループの代表パパによる全体へのプレゼンテーション。そのプレゼンを聞き、参加パパ達が気になるハックションにシールを貼って投票していきます。
各パパは、その中から一つだけ、自分が子育てと仕事の両立にむけて、明日から実践したい行動アイデア
= “Myハックション”を選び、全員の前で発表、行動宣言をして締めくくりました。

2週連続、日曜日の午前中という子育て中のパパとしてはハードルが高い参加条件の中、多様なバックグラウンドを持ち、非常にモチベーションの高い港区パパ達にご参加頂き、グループワークを進める中で同じ悩みを持つもの同士も打ち解け、会話も活発で、笑いが絶えない2日間の講座となりました。

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<最後に/ワークショップを終えて>
集まった港区パパ達は子育てと仕事に対して、意欲的かつまじめに取り組んでいて、いちパパとしても、参考になることだらけでした。でも、そんなパパ達でさえ様々な、また共通の大きな悩みを抱えていました。
このワークショップを通して、1人1人がMyハックションを見つけて頂けたことはもちろん、ママに比べて横の繋がりが薄いパパ同士が、この講座を通じて打ち解け、参加パパ同士がSNSの勝手グループを立ち上げるなど、パパ同士のコミュニティ形成にまで繋がったことが1つの成果だったと思います。その後も、実際に行動してみた!というシェアが、ぞくぞくありました。
働き方改革が叫ばれる中、こういった取り組みを、リアルなパパ目線でひろげていきたいと考えています。ご興味がある自治体、企業の方は、ぜひお声掛け頂ければと思います。

<港区立男女共同参画センター リーブラ担当者様コメント>
今回の講座について、ご依頼をいただいたリーブラ担当職員の方は、以下のように振り返っています。
「父親向け講座は毎年開催しているものの、育児と仕事の両立をパパたち自身が考える講座ははじめての試みでした。ワークショップはパパの気持ちに立って組み立てられており、2日目には実践可能な具体的なアイデアをすべてのパパが持ち帰ることができました。パパハックション様のファシリテーションのすばらしさに感心する声、『参加してよかった』、『また集まりたい』と答えられる方も多く、非常に満足度の高いものとなりました。接点のなかったパパたちが、育児や家庭の話で盛り上がり、積極的にアイデアを出し合う姿がとても印象的でした。私たちのような公共施設の地域における新たな役割を発見できたように思います。」

[参加したパパの感想]
・参加できて、とてもよかったです。いろいろと話すことで、考えが整理されました。早速、行動にうつしていきたいです。
・非常に楽しく学ばせていただきました。一人で悩んでいましたが、みんな同じと分かっただけでも安心しました。
・まわりのパパがどう考えているか、大変参考になりました。ご開催いただきありがとうございました。
・楽しい時間でした。参加メンバーによるところも大きいのですが、各テーブルのファシリテーションが素晴らしい
・いろいろなパパのハックを聞けてよかった。
・パパ同士でもりあがれてよかった。話が合うし助かる。
・すばらしい取り組みだと思います。

みなさま、ありがとうございました!

TIPS

⑯“ライフバランス”発想で行動しよう。

2016年11月28日

昨今、働き方改革が叫ばれている中、ますますワークライフバランスの議論が活発になっていますね。本質的な解決策がたくさんでてきて、より良い方向に進むことを切に願います。今日はパパハックションでも、あらためてワークライフバランスについて考えたいと思います。

そもそも、ワークライフバランスという言葉自体を吟味する必要があるのではないでしょうか?なぜ、ワーク(仕事)とライフ(生活/人生)が並列なのでしょうか?仕事は生活の一部だと思います。そう考えると、ワークライフバランスではなく“ライフバランス”という言葉の方がしっくりくるんじゃないか?と思います。
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ライフバランスの中に、仕事、自分の事(趣味、勉強など)、家族の事(家事、子育て、介護など)、地域活動、などがあるのだと思います。それぞれの人が大切な生活要素を仕事以外にも複数持っていて、その組合せのバランスに日々四苦八苦している。そうなんじゃないか?と思います。ワークは決してライフと同等の位置づけではないと思いますし、逆にライフとは切り離せない重要なものでもあると思います。よく仕事と趣味・プライベートの境目がなく良い意味で混在しているという人の話を聞くことがあります。この辺の感覚もライフという大きな傘の元に、仕事と他のものが良い感じに相乗効果を生んでいるということではないでしょうか?

ここで大切なのは、『優先順位』です。
ワークライフバランスという言葉からイメージすることは、ワーク(仕事)の優先順位がかなり高く感じます。一方、ライフバランスという言葉は、生活・人生が最優先ということになります。生活・人生を豊かにするために、“仕事”や“自分の楽しみ”や“家族との営み”や“地域活動”などがある。この一歩引いた視点や発想でバランスを再構成する。この感覚が大きな差ではないかと思います。

言葉遊びなのかもしれませんが、意外に働き方の意識改革、行動改革につながってくるのではないでしょうか?

TIPS

⑮3分間の”ちょっと遊び”を習慣に

2016年7月11日

最近、巷の書籍やWeb記事などで、
「パパが子どもとちょっとした時間を使って遊ぶこと」
推奨されているのをよく目にします。

曰く、大げさに時間とお金を使って遊ぶのではなく、
自宅でも、数分間でも、できることって実は色々ある、とのこと。

ふむふむ・・・そういえば、と思って自分の幼少期を振り返ると、
とにかく毎日、友人の家や公園へと”遊び”に行くのが好きでした。

でも、そのような【本格的な遊び】の時間って実は限られていて、
夕飯前や就寝前などの「自宅内ヒマ時間」をどうやって潰すか?
これが、子どもにとっては死活問題です。

暇は暇なのですが、家にあるおもちゃや本で遊ぶ気にもなれず、
ご飯等、次のイベントまでの間が途方もなく長時間に感じられ、
遂には「ミニカー2台を思いきりぶつけ合って横転した方が負け」
という猟奇的な一人遊びを延々とやって暇を潰すほどでした。
(それはそれですごく面白かったんですが・・・)

そうした中で、

パパがもし「家で【ちょっとした遊び】を開発する達人」であれば、
子どもにとっては嬉しいし、家の中が面白くなるかもしれないし、
仕事に偏りがちなパパにとっても貴重なふれあいタイムになるのでは。
2分でも3分でも良いから、そこから始めればよいのではないか。

そのように思う今日この頃です。

それから、デスクワーク中心のパパはどうしても運動不足になるし、
身体の姿勢や頭の使い方も変に偏ってしまうことが多いと思うので、
子どもとの【ちょっと遊び】を習慣にすることによって、
心身に普段とは違った刺激を与えられるかもしれません。

 

そこで、私がいま3歳の子どもとよくやっている
“おうちのなかでできるちょっと遊び”をリストアップしてみます。

*飛行機(足で子どもを持ち上げて飛行機のようにする)
*お馬さん(四つん這いで子どもを背中に載せる)
*肩車&高いところタッチ(子どもが触る目標物を決めながら歩く)
*人間竹馬(自分の足の甲に子どもを乗せて一緒に歩く)
*くすぐり&ディフェンス(部位を宣言してくすぐる&防御する)
*出会って戻ってジャンケンポン(相手陣地まで進み、出会ったらジャンケン)
*室内野球(太めのバット+大きいボールor風船で)
*室内バレーボール/サッカー(軽くて大きなボールで)
*的当て/穴入れ(ボールを投げたり転がしたりして、目標物に当てる/入れる)
*テレビを見ながら振り付けを一緒に踊る(おかあさんといっしょ等)
*ダンス(手を取ってあげるとくるくる回る)
*トンネル(大人が脚を広げて股の間を子どもがくぐる)
*ふらふらボール乗せ(うちわの上にボールを乗せて歩く)
*手押し車(子どもの足を持ち上げ、子どもは手の力だけで歩く)
*ゴロゴロ(子どもを抱え込んで、ベッドの上で一緒にゴロゴロ回転する)

ほかにも「パパ遊び」や「室内あそび」などで検索すると、
さまざまな種類の【ちょっとした遊び】が出てくるので、ぜひ探してみて下さい。

ポイントは、「子どもの為に」と堅苦しく考えるのではなく、
自分の気分転換や軽いストレッチなどのつもりで一緒にやると良いのかな、
と個人的には思っています。

また、ずーっと子どもと長時間遊ぶのもそれはそれで大人が疲れるので、
一緒に遊んだ後、1人遊びに自然に移行する流れを作れると良いですね。
(例えば、室内野球をした後に、壁当ての特訓方法を教える など)

北欧パパ特集 北欧パパ特集 スウェーデン

SW① ランニング用のベビーカーで散歩しながら運動する

2016年6月16日

育児をしながら、運動もしてしまう。スウェーデンにはこれを実現しているパパが多い。

4人の子ども(17、15、10、6才)のパパであるスタッファンさんは、育児休暇を取っていた頃、ランニング用のベビーカーで散歩しながら運動をする習慣をとっていた。 Continue Reading